50代、穏やかに心地よく

50代、夫と母と健やかで穏やかな毎日を続けたい。 日々、微調整して昨日よりちょっと心地よく・・・。 気に入った物や暮らしでの気づきを気ままに綴ります

新しい手帳と最近読んだ本

昨年からダイソーの100均の手帳にして、とても気に入っていました。
思えば、最初のブログの内容が手帳でした



今年は買うのが遅くなり、お店にあまり在庫なく・・。
少ない中から、干支がついているのが好きで選びました。


左が去年のネズミのもの。右が新しくかった牛モチーフの手帳

お店ではこれが唯一の干支つきだったので、
まあしょうがないかと思ったのですが、よく見るとなかなかおしゃれ。


中はマンスリーです。穏やかな年がおくれますように。


最近、図書館で借りて読んだ本
山口恵以子さんの作品は初めて。


大学を卒業し、宝石関係のお仕事を経て、
その後、食堂で調理の仕事をしていた山口さんが
松本清張賞を取ったのが話題になり、気になっていました。


今回の本は亡くなられた長年一緒に暮らしたお母様のお話。
親子が私たち親子とほぼ同年代。
介護のことや思い出など、正直な気持ちをさらりと書いてあり、
飾らないお人柄が伝わり、一気に読みました。
介護や入院や看取りなど壮絶なことがたくさん書いてある中、
とても印象に残ったのが京都旅行の出来事。


最初で最後となる京都旅行にお母様を連れていった時のこと。
食堂のボーナスをすべて使って、高級旅館の炭屋に泊まり、
お昼は二食とも有名料理店を予約して行ったお話。


誰もが知る有名な料理店にタクシーで向かうのに
道がわからず、いっこうに到着しない・・・そのうち事故もおこしそうになり、
ついに降りたところに、ちょうど人力車が通った・・。
お母様だけでも乗せようと、お店の名前を言ったところ、
「そこですよ」と10メートルの所にお店があった話・・・。


山口さんは人力車にお母様だけ乗せて
ご自分はその横を走るつもりだったのかな・・。きっと私も同じ状況なら
咄嗟に同じことをしたと思い・・じーんときた場面でした。


この本で山口さんの他の本もミステリーも読んでみたくなりました。


今日は大クラスターのニュース速報が入ったり、
ここの地域もとても心配です。
少しでも減少傾向に転じ、
どうか皆が健やかで穏やかでありますように