ようやく始めることができた片付け
私は自粛期間中、未知のウィルスが怖くて、母が心配で、何も手がつけられませんでした。
その期間、きちんと断捨離をしたり、家をきれいにした人の話を聞いては、偉いなあと思っていました。あっという間に夏も過ぎ、未だ手つかずの掃除に後悔の日々・・・。
何か月もあったのに・・・。この数カ月、何をやっていたのでしょう。
とにかく、始めようとクローゼットの床に置いたままの段ボールを一つ片づけると、なんだか、今までぎゅうぎゅうで動かなかった駒が動き出したように、片付けが前に進み始めました。
不思議ですねえ・・。今日は父が残した本(ほとんど保存ですが)、飾り物の入った段ボールなどたくさん片付けました(基本的に掃除は苦手なので、のろのろですが)。
クローゼットの床に置いたままだった段ボールから出てきたのは、かつてピアノの上に置いてあったもの。
「1970年ベートーベン生誕200年」と書いたヤマハの湿度計と同じくヤマハのメトロノーム。ピアノを買ってもらった時におまけについてきたのだと思います・・。
父やピアノの先生や子供の頃の私の手が触ってきたのだなあと思いながら、磨きました。だいぶ、白くなりました。
おそらく、10年ほど前の壁紙のリフォームの時に仕舞ったままになっていたもの。
また、ピアノの上に置いてみよう。掃除が楽しくなってきた珍しい一日。
一気に片付けを進めよう(と・・ここに書いておくと本当に進めることができそうです)